無事に祖父の葬儀が終わりました。
なんというか、まだ実感がありませんね。
本当急だった。
母もまさかこんなに急だったとは、と言っていました。
入院して、数日でICUに入った翌日でした。
お医者さんも「肺が真っ白なので・・・・・・他のご家族との面会の準備をして下さい」といっているそばだったらしいです。
亡くなる日、祖父は普通に朝ごはんを食べ、亡くなる一時間前にはいつも通りにお喋りしていたらしく、母も夕方また来るから、と言って病院から帰ってきて、暫くしたら電話が来たそうです。
でもあまり苦しまずに済んだそうなので。
今日祖父の家の前を通ったら、居間の椅子に座って、テレビ見たりしているかうたた寝しているんじゃないか、ひょっとしたら庭に出ているんじゃないか、という気さえしました。
お通夜の日に新幹線で福岡へ。
お経のあがる時間には間に合いませんでしたが、お参り。
この時に祖父の顔を見ましたが、とても綺麗な穏やかな顔をしており、少しほっとしました。
寝ているんじゃないだろうか、という感じで・・・・・・
本当に呼び起こしたら「寝とった~」と言いながら起きそうな風。
この日、祖父が行っていてデイケアの人たちも来ていました。
以前、デイケアでの祖父の写真を見たことがあったんですが、そこでの写真はどれも見たことのないような笑顔で正直驚きました。
祖父は、まったく笑わないというわけではないんですが、特に私が小さい頃は厳しい顔つきで、少し厳しい頑固な人でした。
有る程度大きくなってから、笑顔を見るようになりましたが、デイケアでは本当に心から楽しんでいるのだなぁ、というものばかり。
それでお通夜の日、デイケアの人たちが思い出話をたくさんして下さり、私たちの知らない祖父を沢山知りました。
結構冗談・ギャグ・ぼけ(笑いの方の)が凄く、皆を楽しませてくれる存在、そして嫌いなものには「私は我がままです」と言って、箸をいっさいつけなかったよ、と言われびっくりしました。
私たちの前ではそんなことなかったので。
祖父自身も「うちではそういうことは絶対しない」と言っていたようです。
なんというか、子の前で親は手本とならなければいけない、という感じだったんでしょうね。
兎に角意外な一面を知る日でした。
またそこのデイケアには霊感の強いお爺さんがいるらしいのですが、その人が言うには、うちの祖父はお経なしで向こうに行けるくらいこの世に未練を残していないよ、と言っていたらしいので、本当にそうあってもらえれば幸いです。
葬儀の日は、遺品をおさめる時に、肉体と魂は別々になり、ここにあるのは肉体だけなんだなぁ、ということをやっと実感しました。
火葬場まで行くのは久々だったのですが、最近の霊柩車って違うんだね。
火葬場も奇麗になっていたし、システムも大分かわっていたのでびっくりでした。
それで・・・・・・・
私が斎場についた頃にはもうどうにかされていましたが、中の会場入り口の所にでる「<苗字>家葬儀」という看板(?)。
葬儀屋さんが間違えたらしく「<苗字>家家葬儀」となっていたらしいです^^;
家が二つ・・・・・・・
今回葬式と初七日を同日にやったんですが・・・・・・・
住職さん、お経をあげる声や話のときの声が良い感じなんですよ^^;
で、葬式のお経があがっている間、初七日のお経と戒名の説明のときに、後ろで誰かがいびきをかいていてですね・・・・・・・
耐え難かったです^^;
あとから、いとこたちも言っていました(笑)
だって、笑っちゃ駄目な場所だからさ^^;
兎に角無事に済んでよかったです。
あと四十九日やら初盆、祖母の三回忌、祖父の一周忌と忙しい模様。
二年連続喪中です^^;
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