11月11日、夕方16時頃、アビちゃんがお空に旅立ちました。
10歳と半年近い年齢でした。
人間でいうと60近いのかな?

残念ながら、こういったかたちでの帰宅となってしまいました。

アビちゃんがはめていた首輪。
もう、この鈴の音もきけないんだね。

アビちゃんのご飯用、お皿。
もうご飯食べる音も聞こえてこないんだね。

アビちゃんが、毎日冷蔵庫で爪とぎして冷蔵庫にできた傷。
この音ももうきけません。
アビちゃんがフミフミしている姿ももう見られない。
この日の夜中、胸騒ぎはしていました。
夕飯の買い物に行かないといけなかったんですが、徒歩でちょっと遠出だったんで、心配になり、買い物の前に午後病院に寄ってアビちゃんの様子を見に行くことにしました。
先生にこの日の検査結果を聞いたら、やはり数値がまた上がって悪くなっていると言われました。
カリウムが9.9でした。
内科的治療がもうきいていないので、手術してみるかどうか、今後のことをお母さんと話し合ってほしいと言われました。
先生の感じからもかなり際どいことが分かる。
しかも、この日ゲイジをがりがりしたりして、痛みが出てきていることが判明。
面会したら、アビちゃん、今までにない変な声で鳴いていて、痛みで立ち上がることができなかった。
体力はあるらしいんですが、ぐったりして、首もうなだれていて、顔をもっと見せて欲しかったけど、顔もほとんど見られなかった。
ずっと撫でてあげていたら、一回だけいつもの鳴き声に戻った。
本当は泣きたかったけど、泣いたら駄目だよって言われたから我慢した。
どうしてあげるのがアビちゃんにとって、苦しくないか、考えれば考えるほど苦しかった。
面会を終えて、買い物に行き、母親から電話があり、手術をお願いすることにしたけど、手術までもたないかも知れない、麻酔して手術中に息を引き取る可能性もあることも言われた。
それから、まもなくして、病院からアビちゃんが危ないという電話があったらしく、そのまま病院に行くように電話が母親からかかってきた。
急いで病院には向かうけど、結構距離があるし徒歩だしで、時間がかかる。
病院につくと、母親が待合室にいた。
「間にあわなかった」と言われた。
あまりにもあっという間だったのと、気が抜けそうになって、膝から崩れ落ちたい気分だけど、先生に呼ばれるまで心静かに待った。
先生に、面会から三十分くらいした後に息が荒くなってきて、応急処置をしたけれど、そのまますぐ息を引き取ったことを告げられた。
アビちゃんの最後は家族誰も間に合うことはできなかったけど、きっと病院のスタッフに見守られて旅立てたよね?
病院では泣かないて決めていたので、病院では我慢してアビちゃんを引き取った。
家に帰って泣いた。
でも、痛みや苦しみから解放されてアビちゃんは自由になれたよね。
これから、自由な所で思いっきり走り回って下さい。
ご飯と、首輪とアビちゃんの大好きなニギニギおもちゃ入れたからね。
お花も買ってきたし、それからおやつのチーズも入れるからね。
アビちゃんは家に来て幸せだったかい?
ルビちゃんが先にいたから、猫社会的には窮屈な思いをするところもあったんじゃないかな。
二匹かっているとどうしてもルビちゃんと比べて、贔屓してしまうところもあったし、結構いじっちゃったけど、こっちはいっぱい笑わせて貰ったよ。
最後、苦しい思いをさせてご免ね。
でも、アビちゃんがいてくれて楽しかったし、思いでもいっぱいできたよ。
オイラの心の中で永久に生きてくれるね。
転生輪廻、またこの世にうまれてくることがあったら、一緒に生活しようね。
辛いけど、これを乗り越えなきゃいけないんだよね。
頑張って強くなるから、お空から見守っていてね。
もしかしたら、オイラが実家に帰ってくるまで待っていてくれていたのかな。
アビちゃんは億秒で、お金のかからない猫で、たぶん猫の中では賢い方で。
顎がしゃくれていて(笑)、お尻がプリっとしていたな。
十年ってあっという間だったな。
本当は11日のうちに、斎場に行きたかったんだけど、もう時間的に終わっちゃっていたので、今日の朝行ってきます。

入院中のアビちゃん。

写真は、動物病院で昔撮って貰った、子猫時代の写真を飾ることにしました。
アビちゃんのことがあったので、母親が先生に「ルビちゃんも一度連れてきた方がいいですか?」と聞いていた。
先生が、そうですね、一度レントゲンとって、みてみたいです、と言っていた。
落ち付いたら、近々ルビちゃん、検診です。